マネーフォワード クラウドのAPI共通仕様
ここではマネーフォワード クラウドのAPI(以下、本API)の共通仕様について説明します。特別な説明がない限り、この仕様に準拠するものとします。
APIの利用方法
本APIを使用するには、OAuth 2.0に従って必要なスコープが付与されたアクセストークンが必要です。 アクセストークンを取得するには「マネーフォワード クラウドのAPIを利用するには」を参照してください。
リクエスト/レスポンス形式
本APIは、REST形式で設計されており、HTTPメソッドを使用してリソースを取得・更新します。 リクエストとレスポンスには特別な説明がない限り、JSON形式を使用します。
ページネーション
一覧を返すAPIでは、要素数が多くなる場合ページネーションを行います。 ページネーションには、カーソル形式とページ形式があります。どちらを使用するかはサービスによって異なります。サービスのAPIリファレンスを確認してください。
カーソル形式
リクエスト
リクエストパラメータでcursorとlimitを指定します。
cursor: 次を取得する場合そのcursor値を指定します。何も指定しない場合リストの最初から返されます。limit: 一度のリクエストで取得する件数。デフォルト値、最大値などはAPIリファレンスを確認してください。
レスポンス
配列を表すリスト(例: items)と共にpaginationが返されます。
次ページがある場合、次ページのカーソルがpagination.next_cursorに入ります。
次ページがない場合、next_cursor は null になります。
レスポンス例:
{
items: [...],
pagenation: {
next_cursor: 'urcM6vV91s2E'
}
}
ページ方式
リクエスト
リクエストパラメータでpageとlimitを指定します。
page: 次を取得する場合、次のpageを指定します。何も指定しない場合、最初から返されます。limit: 一度のリクエストで取得する件数。デフォルト値、最大値などはAPIリファレンスを確認してください。
レスポンス
配列を表すリスト(例: items)と共に、paginationが返されます。
次ページがある場合、次のページ番号がpagination.next_pageに入ります。
次ページがない場合、next_page は null になります。
レスポンス例:
{
items: [...],
pagenation: {
next_page: 3
}
}
エラーフォーマット
エラーが起きた時、HTTPステータスコードと共に以下の形式でエラーが返されます。 実際のエラーコードは各エンドポイントのAPIリファレンスを確認してください。
{
"errors": [
{
"code": "BAD_REQUEST",
"message": "The request is invalid."
}
]
}
レート制限
同一ユーザーから一定頻度以上のアクセスを検知した場合、次のようにHTTP 429エラーが返されます。
| HTTP Status Code | code | message | 説明 |
|---|---|---|---|
| 429 | RATE_LIMIT_EXCEEDED | Rate limit exceeded. | レート制限を超えたため、リクエストはキャンセルされました。 |
許容されるアクセス数はエンドポイントや状況により変化します。 レート制限を超えた場合は、しばらく待ってから再度アクセスしてください。
利用規約
本APIの利用にあたっては、「マネーフォワード クラウド」API利用規約に準拠するものとします。