Codexでマネーフォワード クラウドのMCPサーバーを利用する
このチュートリアルでは、Codexからマネーフォワード クラウドのMCPサーバー(以下、本MCPサーバー)へ接続する手順を説明します。
このチュートリアルでは、接続先URLの例としてマネーフォワード クラウド会計のMCPサーバーを使用します。
https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3
接続先URLはサービスごとに異なります。利用するサービスの接続先URLは、マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの接続方法または各サービスのサポートページを確認してください。
対象製品
Codexは、OpenAIが提供するコーディング向けのAIエージェントです。ターミナル(Codex CLI)や対応するエディターから利用できます。
入手元と公式ドキュメントは次のとおりです。
- 入手元: Codex
- MCPの設定: Model Context Protocol
環境設定と前提条件
次を満たしていることを確認してください。
マネーフォワード クラウド
- アプリポータルの利用を開始している
- MCPサーバーを利用するユーザーに、必要な権限が付与されている
- 接続先のマネーフォワード クラウドのサービスを利用できる状態にある
Codex
- Codex CLIがインストールされ、
codexコマンドが利用できる - Codexにサインインしている
インストール方法の一例は次のとおりです。詳細はCodexの公式ドキュメントを確認してください。
npm install -g @openai/codex
インストール後、次のコマンドでバージョンを確認できます。
codex --version
前提とするバージョン
本手順は、Codex CLI 0.146以降を前提とします。
設定ファイルの項目名やOAuthの扱いはバージョンにより異なる場合があります。利用中のバージョンが本手順と合わない場合は、CodexのMCPドキュメントを確認してください。
MCPサーバーの設定手順
本MCPサーバーはリモートMCPサーバーのため、url を指定します。
設定ファイルの配置場所は次のとおりです。
| 範囲 | ファイルパス | 用途 |
|---|---|---|
| グローバル | ~/.codex/config.toml | すべてのプロジェクトで同じサーバーを使う |
| プロジェクト | .codex/config.toml | 特定のプロジェクトでのみサーバーを使う |
config.toml への記述
- グローバル設定またはプロジェクト設定の
config.tomlを開きます(ファイルがなければ作成します) - 以下の設定(OAuth 2.0の場合またはAPIキーの場合)を追記します
- ファイルを保存します
OAuth 2.0の場合
OAuth 2.0で接続する場合は、oauth_resource と必要に応じて scopes を指定します。
[mcp_servers.mfc_ca]
url = "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"
oauth_resource = "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"
scopes = [
"mfc/accounting/offices.read",
"mfc/accounting/accounts.read",
"mfc/accounting/departments.read",
"mfc/accounting/journal.read",
"mfc/accounting/journal.write",
"mfc/accounting/report.read",
"mfc/accounting/taxes.read",
"mfc/accounting/trade_partners.read",
"mfc/accounting/trade_partners.write",
"mfc/accounting/connected_account.read",
"mfc/accounting/transaction.read",
"mfc/accounting/transaction.write"
]
Codexは、認可時に接続先サービスに不要なスコープを要求する場合があります。上記のように必要なスコープのみを scopes に明示すると解消する場合があります。詳細はトラブルシューティングを参照してください。
また、scopes に指定する値は、接続先サービスによって異なります。上記はマネーフォワード クラウド会計の例です。
- 設定を保存したあと、次のコマンドでOAuth 2.0の認可を完了します。
codex mcp login mfc_ca
- OAuth 2.0の認可画面が表示されたら、マネーフォワード クラウドにログインし、必要なスコープでの連携を承認します
APIキーの場合
APIキーで接続する場合は、http_headers に Mf-Api-Key を指定します。
[mcp_servers.mfc_ca]
url = "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"
[mcp_servers.mfc_ca.http_headers]
"Mf-Api-Key" = "mf_api_xxxxxxxx..."
実際の設定では、APIキー(Mf-Api-Key)の値には、アプリポータルでユーザー自身が発行したAPIキーを指定してください。ソースコードや設定ファイルをバージョン管理システムにコミットしないでください。
APIキーの発行や認証の詳細は、マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの認証・認可を参照してください。
接続の確認
Codexを起動し、本MCPサーバーのツールが利用できることを確認します。たとえば、次のように指示してください。
マネーフォワード クラウド会計の事業者情報を取得してください。
ツール呼び出しの許可を求められたら内容を確認し、問題なければ許可します。事業者情報が返れば、接続は成功です。
設定したサーバーの一覧は、次のコマンドでも確認できます。
codex mcp list
免責事項
- Codexの仕様や画面、またメニュー等の名前は、バージョンにより予告なく変わることがあります。本ドキュメントの記載と異なる場合は、Codexのドキュメントの記載を優先してください。
- Codexの提供条件および動作は、提供元の定めに従います。本MCPサーバーの利用条件は、「マネーフォワード クラウド」API利用規約 MCPサーバー利用特約を確認してください。
- 本ドキュメントに記載される会社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
次のステップ
| 目的 | 次のステップ |
|---|---|
| 接続先URLや認証方式の詳細を確認する | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの接続方法 |
| 認可フローやスコープを理解する | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの認証・認可 |
| 接続や認可で問題が発生した | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーのトラブルシューティング |