Claudeでマネーフォワード クラウドのMCPサーバーを利用する
このチュートリアルでは、Claudeからマネーフォワード クラウドのMCPサーバー(以下、本MCPサーバー)へ接続する手順を説明します。
このチュートリアルでは、接続先サービスの例としてマネーフォワード クラウド会計を使用します。
マネーフォワード クラウド会計は、Claudeの公式コネクターとして公開されています。
公式コネクターで接続する場合、接続先URLの入力は不要です。カスタムコネクターを利用する場合、利用するサービスの接続先URLは、マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの接続方法または各サービスのサポートページを確認してください。
対象製品
Claudeは、Anthropicが提供するAIアプリケーションです。会話、資料作成、コーディング支援などに利用できます。
Claude DesktopとClaude(Webブラウザ版)のどちらからでも、本MCPサーバーへ接続できます。
| 利用形態 | 入手元 | 概要 |
|---|---|---|
| Claude Desktop | claude.com/download | macOS、Windows、Linux向けのデスクトップアプリケーション |
| Claude(Webブラウザ版) | claude.com | Webブラウザから利用するClaude コネクターの設定はClaude Desktopと共通のアカウントに紐づく |
コネクターの公式手順は、Anthropicのヘルプセンターを参照してください。
- 公式コネクター: Use connectors to extend Claude's capabilities
- カスタムコネクター: Get started with custom connectors using remote MCP
接続方法の選び方
マネーフォワード クラウド会計へ接続する場合は、コネクターディレクトリに公開されている公式コネクターを利用できます。公式コネクターを利用できない場合や、ほかのサービスへ接続する場合は、カスタムコネクター(Custom connector)として接続先URLを登録します。
| 接続方法 | 利用する場面 | 接続先URLの入力 |
|---|---|---|
| 公式コネクター | マネーフォワード クラウド会計へ接続する場合(推奨) | 不要 |
| カスタムコネクター | 公式コネクターを利用できない場合、または公式コネクターが公開されていないサービスへ接続する場合 | 必要 |
公式コネクターの利用可否は、Claudeのプランと組織の設定に依存します。詳細は公式コネクターで接続するを参照してください。
環境設定と前提条件
次を満たしていることを確認してください。
マネーフォワード クラウド
- アプリポータルの利用を開始している
- MCPサーバーを利用するユーザーに、必要な権限が付与されている
- 接続先のマネーフォワード クラウドのサービスを利用できる状態にある
Claude
- Claude Desktopがインストールされている、またはWebブラウザからClaudeにログインできる
- Claudeのアカウント(Free、Pro、Max、Team、Enterpriseのいずれか)でサインインしている
- TeamまたはEnterpriseの場合、組織の管理者によって公式コネクターまたはカスタムコネクターが事前に追加されている
カスタムコネクターは、Free、Pro、Max、Team、Enterpriseプランで利用できます。Freeプランでは追加できるカスタムコネクターは1件までです。TeamおよびEnterpriseプランでは、組織のOwnerがコネクターを追加したあとに、各ユーザーが個別に接続します。
前提とするバージョン
本手順は、2026年8月時点のClaude DesktopおよびClaude(Webブラウザ版)の画面に基づきます。
Claude Desktopのバージョンは、アプリケーションの Help > About から確認できます。画面やメニュー名は、プランやアプリケーションのバージョンにより異なる場合があります。最新の操作は、Anthropicのヘルプセンターを確認してください。
MCPサーバーの設定手順
本MCPサーバーはリモートMCPサーバーのため、ローカル設定ファイル(claude_desktop_config.json)ではなくコネクターとして接続します。
コネクターはAnthropicのクラウド経由で本MCPサーバーに接続します。設定はClaudeアカウントに紐づくため、Claude DesktopとClaude(Webブラウザ版)のどちらで追加しても、同じアカウントでは共通して利用できます。
公式コネクターで接続する
マネーフォワード クラウド会計のMCPサーバーは、Anthropicのコネクターディレクトリ(Connectors Directory)に公式コネクターとして公開されています。公式コネクターを利用すると、接続先URLを入力せずに接続できます。
- マネーフォワード クラウド会計の公式コネクターのページ: マネーフォワード クラウド会計
公式コネクターが公開されているサービスは、現時点ではマネーフォワード クラウド会計のみです。
ほかのサービスへ接続する場合は、カスタムコネクターで接続するを参照してください。
1. プランと組織の設定
公式コネクターを利用できるかどうかは、Claudeのプランと、TeamおよびEnterpriseプランでは組織の設定に依存します。
| プラン | 公式コネクターの利用 |
|---|---|
| Free、Pro、Max | 組織による事前追加は不要です。ユーザー自身が Customize > Connectors でコネクターディレクトリから公式コネクターを選び、Connect を実行し、個別に認可します |
| Team | 組織の管理者が Organization settings > Connectors で公式コネクターを組織に追加したあと、各メンバーが Customize > Connectors で Connect を実行し、個別に認可します |
| Enterprise | 組織の管理者が Organization settings > Connectors で公式コネクターを組織に追加したあと、各メンバーが Customize > Connectors で Connect を実行し、個別に認可します 検証済みドメインの接続制限やロールベースの権限管理により、接続できるコネクターが制限される場合があります |
TeamおよびEnterpriseプランの場合、かつ公式コネクターが一覧にない場合は、組織の管理者(OwnerまたはPrimary Owner)に公式コネクターの組織への追加を依頼してください。
- 依頼できない、または追加されない場合は、カスタムコネクターで接続することを検討してください。
- ただし、カスタムコネクターも、TeamおよびEnterpriseプランでは、組織のOwnerまたはPrimary Ownerが Organization settings > Connectors でカスタムコネクターを組織に追加する必要があります。
2. 組織の管理者が公式コネクターを組織に追加する(TeamおよびEnterpriseプランの場合)
TeamおよびEnterpriseプランでは、メンバーが公式コネクターを利用する前に、OwnerまたはPrimary Ownerが組織へ追加します。
- Webブラウザで claude.com を開き、OwnerまたはPrimary Ownerのアカウントでサインインします
- Organization settings > Connectors を開きます
- Browse connectors を選択します
- 「マネーフォワード クラウド会計」を選び、Add to your team をクリックします
- 公式コネクターのページ(マネーフォワード クラウド会計)からも追加できます
追加後、各メンバーは次の手順で個別に接続します。
3. 各メンバーが公式コネクターに接続する
Claude DesktopとClaude(Webブラウザ版)で手順は共通です。
- Claude DesktopまたはWebブラウザのClaudeを起動し、Claudeアカウントでサインインします
- 次のいずれかの方法で公式コネクターを開きます
- 公式コネクターのページを開く
- Customize > Connectors(Claude Desktopでは Settings > Connectors の場合があります)を開き、+ からコネクターディレクトリを表示し、「マネーフォワード クラウド会計」を探す
- Connect(または Install)をクリックします
- 表示される認可画面で、マネーフォワード クラウドにログインし、必要なスコープでの連携を承認します
- チャット画面左下の + から Connectors を開き、追加したコネクターを有効にします
TeamおよびEnterpriseプランのメンバーは、Customize > Connectors に表示された公式コネクターで Connect を実行し、個別に認可します。
カスタムコネクターで接続する
次のいずれかに該当する場合は、カスタムコネクターとして接続先URLを登録します。
- プランまたは組織の設定により、公式コネクターを利用できない
- 公式コネクターが公開されていないサービスへ接続する
本MCPサーバーはリモートMCPサーバーのため、接続先URLを登録します。OAuth Client IDおよびClient Secretの指定は不要です。
公式コネクターが公開されているサービスへ接続する場合は、公式コネクターとカスタムコネクターの両方を追加しないでください。同じMCPサーバーへ二重に接続し、意図しない挙動を生じることがあります。
Claude Desktopの場合
- Claude Desktopを起動し、Claudeアカウントでサインインします
- Customize > Connectors(または Settings > Connectors)を開きます
- Add custom connector を選択します
- コネクター名(例:
マネーフォワード クラウド会計)と、接続先URLを入力します- 例:
https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3
- 例:
- OAuth Client IDおよびClient Secretの指定は不要です。Advanced settings は変更せずに進めてください
- Add をクリックします
- 表示される認可画面で、マネーフォワード クラウドにログインし、必要なスコープでの連携を承認します
- チャット画面左下の + から Connectors を開き、追加したコネクターを有効にします
Claude(Webブラウザ版)の場合
- Webブラウザで claude.com を開き、Claudeアカウントでサインインします
- Customize > Connectors を開きます
- + から Add custom connector を選択します
- コネクター名(例:
マネーフォワード クラウド会計)と、接続先URLを入力します- 例:
https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3
- 例:
- OAuth Client IDおよびClient Secretの指定は不要です。Advanced settings は変更せずに進めてください
- Add をクリックします
- 表示される認可画面で、マネーフォワード クラウドにログインし、必要なスコープでの連携を承認します
- チャット画面左下の + から Connectors を開き、追加したコネクターを有効にします
TeamおよびEnterpriseプランでは、Ownerが Organization settings > Connectors からカスタムコネクターを追加します。追加後、各メンバーは Customize > Connectors で Connect を実行し、個別に認可します。
接続の確認
コネクターを有効にした会話で、本MCPサーバーのツールが利用できることを確認します。たとえば、次のように指示してください。
マネーフォワード クラウド会計の事業者情報を取得してください。
ツール呼び出しの許可を求められたら内容を確認し、問題なければ許可します。事業者情報が返れば、接続は成功です。
Claude DesktopでOAuth 2.0の認可は完了してもツールを利用できない事象が報告されています。該当する場合は、Claude(Webブラウザ版)で認可したあとClaude Desktopを再起動してください。詳細はトラブルシューティングを参照してください。
免責事項
- Claudeの仕様や画面、またメニュー等の名前は、バージョンにより予告なく変わることがあります。本ドキュメントの記載と異なる場合は、Claudeのドキュメントの記載を優先してください。
- Claudeの提供条件および動作は、提供元の定めに従います。本MCPサーバーの利用条件は、「マネーフォワード クラウド」API利用規約 MCPサーバー利用特約を確認してください。
- 本ドキュメントに記載される会社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
次のステップ
| 目的 | 次のステップ |
|---|---|
| 接続先URLや認証方式の詳細を確認する | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの接続方法 |
| 認可フローやスコープを理解する | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーの認証・認可 |
| 接続や認可で問題が発生した | マネーフォワード クラウドのMCPサーバーのトラブルシューティング |